生年月日で分かる！あなたの守本尊様チェック

多くの暦にこの表がありますので「あっ、私はウサギ年生まれだから文殊様に守っていただいているんだ」というようにお解りいただけることでしょう。さて、守本尊様方の守備範(fàn)囲は、當(dāng)然、それだけではありません。

たとえば、鬼門(mén)だからどうこうとかよく言いますが、鬼門(mén)とは北東であり、その方位にもお守りくださっている方がおられ、それは虛空蔵菩薩様です。そのように、四方八方と天地の合計(jì)十方にも、それぞれの方位を守る守本尊様がおられるのです。

また、お腹の調(diào)子が良くない時(shí)には千手観音様の法、足が悪い時(shí)は阿彌陀様の法を行うというように、五體にも守本尊様がおられます。

あるいは、今年は午年だから勢(shì)至菩薩様、今日は酉の日だから不動(dòng)明王様というようにその年?その月?その日?その時(shí)にもそれぞれ守本尊様がおられますし、前厄年には勢(shì)至菩薩様、本厄年には千手観音様、後厄には大日如來(lái)様というように、年齢によっても、異なったご本尊様がそれぞれの役割としてお守りくださっているのです。だから、たとえば本厄年にあたる方の厄除けの修法は千手観音様にご加護(hù)いただく法を結(jié)ぶのです。

み仏はこのように具體的に私たちをお守っておられ、ご本尊様をご供養(yǎng)しご加護(hù)をいただく法も経典によってさまざまに定められているので、當(dāng)山では、伝授された法を修しています。

み仏の教えは、お互いを「み仏の子」として尊重し合い、お互いが大切にしているものを認(rèn)めあう和と寛容を重んじるものです。あくまでも人々が楽しく共存できる社會(huì)をめざし、「あれは要らない、これも要らない」と他の仏神を排斥し、己だけが正しいと主張する偏狹なものではありません。尖り、爭(zhēng)う険しい心こそ、もっともみ仏の世界から遠(yuǎn)く離れた悲しいものです。生まれに応じ、ことに応じ、時(shí)に応じてそれぞれに縁となるみ仏へすなおに手を合わせる心になれば、愚かな爭(zhēng)いはなくなり、心からお互いの幸せを願(yuàn)う極楽浄土になることでしょう。